12月9日、中国初の中央と地方の協力によるシェールガス開発公司になる四川長寧天然気開発有限責任公司が成都に設立された。

　同公司は中国石油天然ガス集団(CNPC)、四川能源投資集団有限責任公司、宜賓市国有資産経営有限公司及び北京国聯能源産業投資基金の4社が共同で組織する。資本金は30億元、出資比率は、CNPCが55％、四川能源30％、宜賓市10％、北京国聯5％。

　同公司は宜賓市長寧鉱区のシェールガス開発を手掛ける。同鉱区は長寧−威遠国家級シェールガス実証エリアに所在し、宜賓市の長寧、珙県、筠連、興文の4つの区と県に跨り、総面積4,200平方キロになる。同鉱区のシェールガス累計生産量はすでに2,000億m3に達している。来年には8坑のシェールガス井が稼動し、2016年にはシェールガス生産量は10億m3に、2020年には30億m3に達するとのことである。四川省の天然ガスの重要な柱になるだろう。

　（四川日報 12月12日）