世界最大規模のコークス炉ガス由来液化天然ガス(LNG)プラントが1月6日、内蒙古烏海市において全面的に完成、稼動した。中国石油崑崙能源華油天然気有限責任公司が出資、建設を行ったものであり、総投資額47億元になる。2011年4月に着工された。 烏海市政府の発表によると、この事業は、世界最先進の技術によってコークス炉ガスの効率的な利用を進める排出削減実証プロジェクトになる。毎年15億Nm3のコークス炉ガスを回収利用して、3.2億Nm3(約25万トン)のLNGを生産する。この事業により、年間94万トン(標準炭換算)の石炭を節約し、二酸化炭素の排出を104万トン、硫黄を820トン削減することになる。また、生産したLNGが軽油に代替すると、年間23万トンの二酸化炭素、1,775トンの一酸化窒素、5,700トンの二酸化硫黄の排出が削減される。 (中国新聞網 1月7日)
世界最大規模のコークス炉ガス由来液化天然ガス(LNG)プラントが1月6日、内蒙古烏海市において全面的に完成、稼動した。中国石油崑崙能源華油天然気有限責任公司が出資、建設を行ったものであり、総投資額47億元になる。2011年4月に着工された。
烏海市政府の発表によると、この事業は、世界最先進の技術によってコークス炉ガスの効率的な利用を進める排出削減実証プロジェクトになる。毎年15億Nm3のコークス炉ガスを回収利用して、3.2億Nm3(約25万トン)のLNGを生産する。この事業により、年間94万トン(標準炭換算)の石炭を節約し、二酸化炭素の排出を104万トン、硫黄を820トン削減することになる。また、生産したLNGが軽油に代替すると、年間23万トンの二酸化炭素、1,775トンの一酸化窒素、5,700トンの二酸化硫黄の排出が削減される。
(中国新聞網 1月7日)