1. HOME
  2. 中国 【新エネルギー】

中国
【新エネルギー】

上海電力日本株式会社が設立 日本の新エネルギー産業に進出 (14/01/15)
2014/1/22
中国【新エネルギー】

 1月10日、上海電力の全額出資子会社「上海電力日本株式会社」が東京駅南口の丸の内ビルに設立された。

 上海電力は世界で3番目に設けられた電力会社であり、創立は1882年。上海証券取引所に上場する大手電力企業であり、中国電力投資集団の華東地区における主要発電企業でもある。上海電力は電力系統にも優れ、発電システムは世界先端、エネルギー消費指標は第3位であり、いずれも日本の9大電力会社よりも優れている。

 2013年10月、上海電力は中国の「走出去」(対外進出)と「新エネルギーの大いなる発展」のスローガンに呼応して、日本へ進出、中国電力業界では初めてG7への投資を実現した。また、日本における中国資本企業の中で最大になる。在日中国人は上海電力が日本において創造する新たな伝説を見守ることになろう。

 上海電力は日本では主に太陽光発電の開発を進める。また、日本の2016年の電力全面自由化に伴い、上海電力は日本の在来型エネルギー産業の開拓も進める。上海電力の発展目標は日本の国内外から幅広い支持を得ている。上海電力日本株式会社の準備中に多くの日本企業が協力を求めてきた。すでに九州、関東、関西、東北等で協力事業を有している。

 上海電力日本株式会社のチョウ旭社長は「グローバル経済が一体化する今日、経済発展は社会の安定、健全な法律、市場の需要を基礎に確立するものであり、いかなる国や企業であれ、その発展は相互の意思疎通や理解から切り離すことが出来ず、共鳴し合ってこそウィン・ウィンを実現することが出来る」と述べた。

 日本の三菱地所、KDDI、日本アジア投資、三沢国際株式会社が上海電力日本株式会社の開業日に花輪を贈って祝賀した。

 (中国新聞網 1月15日)