ロシアの天然ガス生産企業Novatek社は1月14日、中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下の中国石油天然ガス探査開発公司が露ヤマルLNG事業の20％の株式買収を完了したと発表した。

　今回の買収により、ヤマルLNG事業の持ち株比率は、Novatek社が60％、フランスのトタルが20％、CNPCが20％になる。ヤマルLNG事業はロシアのヤマロ・ネネツ自治管区のSouth-Tambeyガス田に年産1,650万トンの天然ガス液化プラントを建設する計画。ガス田開発、LNG貿易、事業融資、事業建設を一体にした上流・下流一体化協力事業になる。

　2013年9月、CNPCはNovatek社とヤマルLNG事業の株式買収で合意文書に調印し、昨年10月には中露首相定期会談において、両国首相も合意文書に調印していた。

　（新華網 1月15日）