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中国
【石油・天然ガス】

中国の2013年の石油対外依存度は58.1%、天然ガスは31.6% (14/01/20)
2014/1/25
中国【石油・天然ガス】

 中国石油天然ガス集団経済技術研究院がまとめた《2013年国内外石油ガス産業発展報告》によると、中国の2013年の石油対外依存度は58.1%に、天然ガス対外依存度は31.6%に達した。中国はすでに世界第3位の天然ガス消費国になっている。

 2014年は国際石油価格が小幅の下落を示し、米国・欧州・アジアのガス価格差が引き続き縮小する。一方、中国の石油需要は小幅の回復を示し、天然ガス需要は引き続き急増して、一次エネルギーに占める比率は6.3%に上昇する。

 また、報告書によると、2013年の中国の石油見掛け消費量は4.98億トン、前年比1.7%に増になったが、伸び率は2.8ポイント下がった。原油見掛け消費量は4.87億トン、2.8%増で、伸び率は1.7ポイント下がった。石油対外依存度は58.1%で昨年並み。

 一方、2013年の天然ガス需要は急増し、2013年の見掛け消費量は前年比13.9%増の1,676億m3に達したと見込まれる。一次エネルギーに占める比率も2012年の5.4%から5.9%に上昇する。天然ガス輸入量は530億m3、対外依存度は31.6%に達している。

 生産面では、2013年の全国原油生産量は2.1億トン、前年比2.1%増になったと見られる。在来型天然ガスの生産量は約1,170億m3、前年比8.6%増、シェールガス生産量はほぼ2億m3。海外石油ガス権益生産量は1.1億トン超で、2012年に比べ10%以上増えた。

 報告書の予測によると、2014年の中国の石油需要は約4%増えて5.18億トンに達する。石油純輸入量は2013年より5.3%増えて3.04億トンになり、原油純輸入量は7.1%増の2.98億トンになる。石油対外依存度は58.8%に達する。天然ガス需給は依然タイトなバランスを維持する。見掛け消費量は1,860億m3に達し、前年比11.0%増になる。一次エネルギーに占める天然ガスの比率は6.3%に増える。

 (財経網 1月20日)