中国最大の天然ガス由来メタノールプロジェクトが重慶市長寿化学工業パークに建設されることになり、昨日定礎式が執り行なわれた。これは重慶化医集団と三菱ガス化学が合弁で建設する年産85万トンのメタノールプロジェクト。重慶市と三菱ガス化学は10年前から接触を持ち、2003年7月に重慶化医集団が国家発展改革委員会に事業提案書を提出して、その後三菱ガス化学と合弁で合意した。国家発展改革委員会から認可を得たのは今年7月であり、国が天然ガス由来のメタノールプロジェクトを認可するのは、これが最後になる。

　このプロジェクトが2010年に完成すると、重慶市及び周辺地区のメタノール年間消費量は少なくとも100万トン以上になる。重慶市の天然ガス−メタノール−メタノール高度加工の一体化産業の発展が促進され、メタノール高度加工の産業連鎖が次第に形成されることになる。

　（中国石油新聞中心 12月28日）