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【新エネルギー】

中国の2013年の新規太陽光発電設備容量は過去最高の13GW 今年は14GWに (14/01/29)
2014/2/12
中国【新エネルギー】

 中国の2013年の太陽光発電設備容量は、政策と補助金によって強力に推進される形で、各界の予測をはるかに上回る13GWに達した。特に西部地区は系統連系に対する優遇電力価格に刺激され、第4四半期の系統連系電量が激増した。今年もこの流れは続き、全国の新規太陽光発電設備容量は14GWに達するだろう。

 国家能源局は従来、2013年の全国の新規太陽光発電設備容量を8〜9.5GWと見積もっていた。しかし、年末には1kWhにつき1元の優遇系統連系価格に刺激されて、太陽光発電設備容量は激増し、第4四半期の累計は1〜9月の合計を上回った。Solarbeの発表によると、昨年の新規太陽光発電設備容量の大きかったのは、甘粛2.6GW超、新疆1.82GW、青海1.67GWの順であった。国家能源局は2014年の新規太陽光発電設備目標を10〜14GWに設定することになる。うち分散型太陽光発電が8GW、大型太陽光発電所が6GWになる。

 業界関係者の多くが指摘するところでは、西部地区は太陽光発電所建設に対する情熱に満ち満ちており、10GWは難なく達成できるが、14GWの目標を達成するとなると、各地方政府の奨励政策に依存することになる。

 (中国経済産業情報網 1月29日)