河南省商丘経済開発区の河南亜太集団は2013年3月以降、韓国へバイオディーゼルを輸出しており、輸出量はすでに1,600トンに上っている。韓国での評判は良好である。また、河南亜太集団はバイオディーゼルプラントを次々にドバイへ輸出している。これは2002年に発展を開始した中国のバイオディーゼル産業にとってターニングポイントになり、中国のバイオディーゼル産業が単純なエネルギー産業からエネルギー設備製造業へと発展したことを示している。

　1月16日の河南省政治協商会議第11期第2回会議の小グループ討議において、劉紅軍委員は、バイオディーゼル産業の技術イノベーションに対する政策支援と資金支援を拡大すること、交通産業へのバイオディーゼルの応用を強力にサポートすること、これらの措置をスモッグと排出削減のための重要な措置と位置づけること、バイオディーゼルの高コスト問題を可及的速やかに解決し、バイオディーゼルの原料と製品に対する補助金を増やすこと、下水油の買取を推進し、下水油を主要原料とするバイオディーゼル企業への原料供給を保障することなどを建議した。

　（人民政協網 2月12日）