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シーメンスと華能が超々臨界発電やタービン技術で戦略協力協定に調印 (14/04/01)
2014/4/4
中国【電力】

 3月28日、シーメンス社、華能国際電力株式有限公司並びに上海電気集団はベルリンにおいて戦略協力協定に調印した。習近平中国国家主席とメルケルドイツ首相が調印式に立ち会った。

 この協定に基づき、3社は最先進ガスタービン、超々臨界発電技術、タービンの現代化と改修や風力発電等の分野で協力を強化する。華能は今回の戦略協力を通して発電設備の効率をさらに向上させ、省エネを推進し、クリーン・エネルギーをサポートして、持続可能な発展を実現する意向である。また、シーメンスと上海電気集団はそれぞれの豊かな国際ノウハウ、専門技術及び強大な現地製造能力を発揮して、華能に世界最先端の発電技術と設備を提供する。

 華能国際電力は中国最大の発電企業の一つであり、大型発電所の建設と経営を手掛け、シーメンスとは長期友好協力関係にある。華能国際電力の発電所は中国国内の19の省・直轄市・自治区に分布し、シンガポールでも全額出資の電力公司を経営している。

 一方、シーメンスは戦略協力パートナーの上海電気集団とともに、中国初の超々臨界発電所である華能玉環発電所や華能上海ガスコンバインドサイクル発電所など、華能の重点事業の多くに先進的発電設備とサービスを提供してきた。

 (中国電力新聞網 4月1日)