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中国
【石炭】

中国の選炭能力が年24億トン近くに増加 (14/05/07)
2014/5/16
中国【石炭】

 5月6日に開幕した第3回中国国際石炭加工利用及び石炭化学工業展覧会の組織委員会によると、2013年末時点の中国の建設済み選炭加工能力はほぼ24億トン近くになり、原炭の選炭率は60%近くになっている。また、現代的石炭化学工業の分野では、100万トン級の石炭直接液化プラント、16万トン級の間接液化、60万トンのCTOや40億m3のクリーン石炭ガス化実証事業が相次いで完成し、関連技術の商業化が徐々に実現している。低品位炭(褐炭)の品質向上技術も絶えず発展と成熟に向かっている。従来型の石炭生産企業が環境保護圧力と生存圧力に直面する中で、化学原料としての石炭利用の可能性が広がっているのである。

 今回の展覧会は「グリーン発展・循環発展・低炭素発展」をテーマに、中国の選炭加工、石炭化学工業や石炭の省エネ・排出削減分野における先端技術と先進的工程を展示し、神華集団、山西大同煤鉱集団、山東エン鉱集団等の石炭企業も参加した。

 展覧会は3日間にわたって開催され、会期中に「中国選炭発展フォーラム」「中国石炭深加工産業発展フォーラム」や「石炭産業省エネ・排出削減並びにエコロジー文明鉱山建設フォーラム」が催された。

 (中国煤炭資源網 5月7日)