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中国
【電力】

中国のスマートグリッド産業発展の見通し (14/05/07)
2014/5/16
中国【電力】

 第12次5ヵ年規画綱要は「特高圧(UHV)等の大容量・高効率・遠距離の先進的送電技術を発展させ、情報技術、制御技術、蓄エネルギー技術等の先進技術に依存して、スマートグリッドの建設を推進する」ことを明確に打ち出している。特高圧とスマートグリッドの発展は国家エネルギー戦略の重要な一環をなしている。

 長年にわたり、世界の主要先進国の電力グリッド投資と電源投資の比率は一般に6:4である。中国の電力グリッド投資の比率も急速に上昇しており、2012年の中国の電力事業投資のうち電力グリッド事業建設投資は49.47%を占め、電源投資額とほぼ同等になったが、先進諸国との間には依然一定の格差がある。

 今後ますます多くの再生可能エネルギー電力が系統連系を行うようになり、中国の再生可能エネルギー発電分野にはまだまだ大きな発展の余地とポテンシャルがある。2020年の中国のクリーン・エネルギー発電設備は2005年より3.2億kW増えると予想される。水力発電、風力発電、ソーラー発電などクリーン・エネルギーの安全な系統連系に対して、ストロング・スマートグリッドが有利な条件を整えることになる。

 (中国産業経済情報網 5月7日)