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【新エネルギー】

中国PV大手の英利が中東アフリカ市場開拓の意向 (14/05/28)
2014/6/4
中国【新エネルギー】

 英利緑色能源控股有限公司は5月27日、今年は中東とアフリカ市場の開拓に力を入れ、同地区における商業用及び個人用のクリーン電力のニーズを賄うと発表した。

 英利によると、アラブ首長国連邦、サウジアラビアやヨルダン等の新興市場は日増しに持続的に成長するPV市場になっている。英利の予想では、中東とアフリカ地区のソーラーモジュールの需要は今後大幅に上昇し、同公司にとって最も主要な販売先になる。

 最新の業界レポートによると、中東とアフリカ諸国は2020年までに約500億ドルをソーラー、風力や潮汐等の再生可能エネルギー発電事業に投資することになる。うちソーラー発電は7,500MWに達すると予想される。英利緑色能源南東欧株式有限公司の文瑶総経理(社長)は、中東とアフリカは日照条件が極めて良好であり、太陽エネルギー開発の条件に優れていると指摘する。また、同地区の多くの諸国はいずれも再生可能エネルギー開発を日程に上げて、明確な炭素削減目標を打ち出しており、ソーラー市場も相当の規模になると期待される。英利は現在世界最大のソーラーパネルメーカーであり、世界シェアの9%を占める。

 (新華網 5月28日)