5月26日、中国電力建設集団（中国電建）傘下の水電新能源投資公司が建設した如東洋上風力発電所の第1期設備が系統連系を開始した。如東洋上風力発電所は江蘇省如東凌洋外灘の潮間帯に立地し、2MW容量の風力発電機10台と2.5MW容量の風力発電機32台から構成され、総設備容量は100MWになる。

　本事業は2012年12月に国家発展改革委員会から承認され、2013年2月に最初の風力発電の基礎パイリング作業を完了し、2014年4月には昇圧ステーションからの送電を実現、そして5月25日に第1期の2.5MW風力発電機10台が系統連系を開始した。

　本事業が稼動に成功したことは中国電力建設集団が洋上風力発電分野においてブレークスルーを遂げ、洋上風力発電分野で「中国電建」のブランドイメージを打ち立てたことを意味しており、中国電建が洋上風力発電市場へのさらなる進出を展開する上で大きな意義を有している。

　（中国電力新聞網 6月4日）