6月3日午後、李克強首相とクウェートのジャービル・サバーハ首相の立ち会いの下に、国家発展改革委員会副主任兼国家能源局長の呉新雄とクウェート副首相兼商工相Madajは《中国国家能源局とクウェート石油省の石油分野の協力に関する協定》に調印した。同協定に基づき、中国とクウェートの政府部門は、両国の企業が石油上流開発、エンジニアリングサービス、下流の精製化学等の分野で協力を展開することを支援する。クウェートは引き続き中国への原油輸出を拡大するとともに、中国に石油戦略備蓄を建設する可能性についても検討する。両国の企業は第三国における石油共同事業についても前向きに拡大するとともに、石油科学技術分野で協力を強化する。

　クウェートは中東の主要産油国の一つであり、2013年に中国はクウェートから940万トンの原油を輸入した。中国にとって第10位の原油輸入先である。中国とクウェートは石油の上流・下流一貫事業や石油エンジニアリング技術サービスの分野ですでに良好な協力を展開している。

　（発展改革委員会ウェブサイト 6月12日）