7月10日、国家発展改革委員会副主任兼国家能源局長呉新雄は米国エネルギー長官アーネスト・モニツ一行と会談し、双方はシェールガス開発、LNG貿易、AP1000原子力発電事業、非化石エネルギー及びエネルギー情報の共有などの協力事項について意見交換を進めた。

　呉新雄局長は、米中両国はエネルギー分野において多くの戦略協力のチャンスを有しており、米中がエネルギー分野で良好な協力の勢いを固めることは両国いずれにとっても大きな意義を備えると指摘し、両国のエネルギー当局は絶えず認識を深め、新たな協力領域を速やかに開拓し、協力の水準を高めるべきとした。

　モニツ長官は呉新雄局長の提案に賛同を示し、両国のエネルギー当局はさらに協力を強化し、米中経済戦略対話が打ち出した様々な問題の解決案を速やかに見出すとした。

　今回の会見において、呉新雄局長とモニツ長官は《中国国家能源局と米国エネルギー省の戦略石油備蓄をめぐる協力に関する了解覚書》に調印した。

　（中国能源網 7月10日）