7月15日、国家能源局は専門家実証会議を開き、「大型油ガス田及び炭層ガス開発重大専門事業・シェールガス（タイトガス）並びに海洋石油ガス2015年度実施計画」案について専門家と専門事業メンバーに意見を求めた。

　専門家チームは実施計画起草チームの計画に関する総括を聴取し、討議と諮問を行った上で、シェールガス（タイトガス）並びに海洋石油ガス2015年度実施計画は目標が明晰であり、重点を際立たせ、戦略性、科学技術性、革新性、操作可能性を備え、国務院と関係3省庁の要請並びに石油ガス産業発展のニーズにも適合し、中国のシェールガス、タイトガス及び海洋石油ガス探査開発技術水準と自主イノベーション能力を全体的に高める点で重大な意義を有しているとの評価で一致した。

　会議では財政部、科学技術部、国土資源部など重大専門事業のメンバーや中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国海洋石油総公司(CNOOC)など企業の代表が実施計画について意見と提言を寄せた。

　呉新雄能源局長は、シェールガス、タイトガスや海洋石油ガス等の非在来型石油ガス資源は今後中国にとって重要な戦略後継資源であり、今回の2015年度実施計画の策定と実施は、中国の非在来型石油ガス資源の探査開発技術水準を高め、石油ガスの保障能力を高める具体的で重要かつ必要な措置になると総括し、専門家と重大専門事業のメンバーが提出した意見と提言を参考に、実施計画を修正した上で実施に取り組むと強調した。

　（国家能源局ウェブサイト 7月25日）