8月15日、黒龍江建業燃料有限責任公司とデンマークのBiofuel Technology A/Sの合弁による大型くずわら総合利用加工基地がハルビン市呼蘭区で着工された。完成すると、世界最大のバイオエタノール燃料転換加工基地になる。 近年、日増しに突出する環境問題や石油価格の上昇に伴い、バイオ燃料はますます重要視されるようになった。バイオ燃料の開発は先進諸国のエネルギーセキュリティの向上、温暖化ガスの削減や気候変動対策にとって重要な措置になっている。2010年には中国は複数の都市で燃料エタノール応用実験を開始した。2012年の中国のエタノールガソリン販売量は2,040万トンで、ガソリン総消費量の4分の1を占めた。米国、ブラジルに次ぐ世界第3位になる。 黒龍江建業燃料有限責任公司の王建業董事長(会長)の説明によると、同事業ではガソリンに代わる自動車用燃料として新型合成エタノール燃料を生産する。黒龍江建業燃料有限責任公司が有するE85エタノールクリーン燃料の特許技術とデンマークの高効率くずわらエタノール転化技術を組み合わせることで、従来型エネルギーに代わる新たなバイオエタノール燃料を生産することが出来ると王建業董事長は言う。 王建業董事長によると、間もなく着工される大型くずわら総合利用加工基地は年間120万トンのくずわらを原料に、30万トンのセルロース系エタノールと5種類の副産物を生産する。年産規模は従来のデンマーク、米国、イタリアの3つの基地を超え、世界最大のバイオエタノール燃料転化加工基地になる。 (中国新聞網 8月18日)
8月15日、黒龍江建業燃料有限責任公司とデンマークのBiofuel Technology A/Sの合弁による大型くずわら総合利用加工基地がハルビン市呼蘭区で着工された。完成すると、世界最大のバイオエタノール燃料転換加工基地になる。
近年、日増しに突出する環境問題や石油価格の上昇に伴い、バイオ燃料はますます重要視されるようになった。バイオ燃料の開発は先進諸国のエネルギーセキュリティの向上、温暖化ガスの削減や気候変動対策にとって重要な措置になっている。2010年には中国は複数の都市で燃料エタノール応用実験を開始した。2012年の中国のエタノールガソリン販売量は2,040万トンで、ガソリン総消費量の4分の1を占めた。米国、ブラジルに次ぐ世界第3位になる。
黒龍江建業燃料有限責任公司の王建業董事長(会長)の説明によると、同事業ではガソリンに代わる自動車用燃料として新型合成エタノール燃料を生産する。黒龍江建業燃料有限責任公司が有するE85エタノールクリーン燃料の特許技術とデンマークの高効率くずわらエタノール転化技術を組み合わせることで、従来型エネルギーに代わる新たなバイオエタノール燃料を生産することが出来ると王建業董事長は言う。
王建業董事長によると、間もなく着工される大型くずわら総合利用加工基地は年間120万トンのくずわらを原料に、30万トンのセルロース系エタノールと5種類の副産物を生産する。年産規模は従来のデンマーク、米国、イタリアの3つの基地を超え、世界最大のバイオエタノール燃料転化加工基地になる。
(中国新聞網 8月18日)