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CNPCのイラクHalfaya油田第2期開発事業が稼動 (14/08/21)
2014/8/25
中国【石油・天然ガス】

 中国石油天然ガス集団(CNPC)は8月20日、同社がオペレーターを担当するイラクHalfaya油田第2期の1,000万トン原油生産能力プロジェクトが無事稼動したと発表した。Halfaya油田はこれにより、1,000万トン超の大型油田に邁進する。

 イラクの第2回国際石油協力事業の中で第2期事業が稼動したのは同事業だけである。これは中国とイラクのエネルギー協力の着実な歩みを示している。

 Halfaya油田第1期の年産500万トン原油事業は契約条件よりも15ヵ月早い2012年6月に稼動した。今回の第2期事業もまた契約条件よりも2年早く稼動し、原油生産量は20万BDを突破している。第3期生産能力建設事業の準備作業も全面的に展開されており、2016年末には日量40万BDに達すると予想される。

 Halfaya油田第2期事業は2013年4月に着工された。同事業は272キロのマイサーン原油パイプラインや500万トンの石油ガス処理センター、ポンプステーション、43坑のボーリング作業からなる。

 Halfaya油田はイラク東南部のマイサーン県に位置し、イラク7大油田の一つである。2009年12月、CNPC、フランスのトタル、マレーシアのペトロナスによるコンソーシアムが落札し、CNPCがオペレーターを担当している。2010年1月に20年間の開発生産サービス契約が調印された。

 (新華網 8月21日)