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中国
【新エネルギー】

中国兵器装備集団が新エネルギー技術の開発で大きな飛躍 (08/01/09)
2008/1/10
中国【新エネルギー】

 中国10大軍需企業の1つである中国兵器装備集団公司は、軍需から民需への転換と新エネルギー技術の研究開発を進めているが、同社の自主開発による水素エンジンとハイブリッド技術は国際先進水準に達している。

 昨年6月18日、中国初の独自開発による高効率・低排出の水素エンジンが中国兵器装備集団公司傘下の企業で点火試験に成功した。高効率・低排出の水素エンジンは国家「863」計画において唯一指定されている重点水素燃料プロジェクトである。点火試験に成功したことは、新エネルギーの開発利用の面でも中国の自動車産業がすでに国際先進水準に達していることを示しており、水素燃料エンジンの産業化の基盤が固められたと言える。

 また、昨年12月13日には独自開発によるハイブリッド乗用車「傑勲HEV」が中国兵器装備集団傘下の長安汽車の生産ラインで量産に入った。このことは中国がハイブリッドの研究開発でも飛躍的な成果を上げ、ハイブリッドの中核技術の把握に成功したことを示している。ハイブリッド乗用車プロジェクトは国家「863」計画及び「電動自動車重要プロジェクト」の1つであり、すでに300項目余りの特許を有している。

 (人民網 1月9日)