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【石油・天然ガス】

四川省がシェールガス探査を加速 来年には初の埋蔵量報告を提出へ (14/09/03)
2014/9/10
中国【石油・天然ガス】

 四川省能源局と炭田地質局からの情報によると、四川省はシェールガスの試掘探査を加速させており、2015年末までに四川省初のシェールガス確認埋蔵量報告を提出するよう努めることになる。

 国土資源部石油ガス研究センターが2012年に発表した《全国シェールガス資源ポテンシャル調査評価及び有望鉱区の選定》によると、中国のシェールガス予想原始資源量は134兆m3、うち四川省のシェールガス資源量は約27.5兆m33に上り、全国の21%を占める。また、四川省のシェールガス予想可採資源量は4.42兆m3で、全国の18%を占め、いずれも全国トップである。

 四川省炭田地質局の担当者は、上掲のデータには確かな根拠があるが、四川盆地のシェールガス賦存層の安定性、産出形態、埋蔵深度、厚みなど岩相古地理学的特徴や地質構造的特徴など基礎地質問題については研究と認識をさらに深める必要がある。資源分布の規則性と特徴に基づき次の段階の採掘プランを立案するためにはシェールガスを徹底的に調査しなければならない。また、民間資本がもっとシェールガス開発に参入するよう引き入れることも必要である。

 現在、四川省のシェールガス探査開発業者は5社ある。CNPC傘下の西南油気田公司、浙江油田公司並びに四川長寧天然気開発公司及びSINOPEC傘下の西南油気分公司と勘探南方公司である。5社は四川省南部の威遠、長寧、●連鉱区でシェールガス井11坑を試掘し、商品ガス生産量は累計1.4億m3になる。

 (四川日報 9月3日)

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