権威筋からの情報によると、国家発展改革委員会は先般、合計1,000万kWに上る沿海原子力発電事業第一陣4件の着工を部署したとのことである。4件の事業の中で山東栄成石島湾原子力発電所が新規事業として最初に承認を得る見通しである。

　今回承認される沿海部の原子力発電事業は、山東栄成石島湾第1期、遼寧省葫蘆島徐大堡第1期、広東省陸豊第1期及び遼寧省大連紅沿河第2期の4件。設備容量は合計1,010万kWになり、2017年頃に運転を開始する見通し。

　業界筋によると、原子力発電1,000万kWの投資規模は1,600億元に上り、原子力発電設備メーカーは少なくとも800億元の契約を受注することになる。計画によると、2020年までの中国の原子力発電新規建設規模は3,600万kWに達し、原子力発電設備の市場規模は3,000億元に達する。

　（中国新聞網 9月29日）