AP電によると、米中両国は11月12日、温暖化ガス排出の削減で合意した。中国は2030年までに温暖化ガス排出のピークを迎え、それ以降、温暖化ガス排出量の削減が開始できるよう努める。一方、米国は2020年以降、CO2排出削減のスピードを倍増させ、2025年には温暖化ガス排出量を2005年比で26〜28％引き下げることを承諾した。

　近年、中国政府は温暖化ガス排出削減のため多数の措置を推進してきたが、2030年までのタイムスケジュールを明確に打ち出したのは今回が初めてである。

　中国と米国は世界第1位と第2位の温暖化ガス排出国であり、世界の総排出量の42％を占める。2013年4月、米中気候変動作業部会が設置され、双方は気候変動及び2015年パリ気候変動会議をめぐって協力を強化している。

　（中国能源網 11月12日）