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【エネルギー発展戦略行動計画】中国が2020年に原子力発電設備容量を5,800万kWに (14/11/20)
2014/11/20
中国【原子力】

 《エネルギー発展戦略行動計画(2014〜2020年)》はすでに国務院の同意を得ており、各地方は真摯に貫徹実施するよう求められている。同行動計画は、2020年に原子力発電設備容量を5,800万kWとし、建設中の設備容量を3,000万kW以上にするとしている。

 行動計画は、国際的にも最高の安全基準を採用し安全を確保することを前提に、東部沿海地区において新規原子力発電事業の建設を適時再開し、内陸原子力発電所建設についても研究と実証を進めることを打ち出している。技術の導入・消化・吸収・再イノベーションを堅持し、AP1000、CAP1400、高温ガス化炉、高速炉や使用済み燃料処理技術を重点的に研究する。国内の独自技術プロジェクトの検証を急ぎ、大型先進的加圧水型炉、高温ガス冷却炉の重要専門実証プロジェクトを重点的に建設する。原子力発電の基礎理論研究、核セキュリティ技術の研究開発設計及び事業建設を前向きに推進し、燃料サイクルシステムを完備する。原子力発電の「走出去」(対外進出)を積極的に推進する。原子力発電の科学知識の普及と核セキュリティ知識の宣伝を強化する。2020年には原子力発電設備容量を5,800万kWとし、建設中の設備容量を3,000万kW以上にする。

 (中国政府網 11月20日)