12月2日、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)、国家開発投資公司、中化集団(SINOCHEM) は重慶市政府との間で、重慶シェールガス勘探開発有限責任公司の共同出資と設立に関して合意文書に調印した。重慶地区のシェールガスの探査と開発を加速する。

　重慶シェールガス勘探開発有限責任公司はPetroChina、国投重慶シェールガス開発利用有限公司、中化勘探開発有限公司、重慶地質鉱産研究院の共同出資により設立される。資本金60億元、出資比率はPetroChinaが40％、国投39％、SINOCHEMが20％、重慶1％になる。

　重慶シェールガス勘探開発有限責任公司は、PetroChinaが重慶にシェールガス鉱業権を保有する安岳・潼南、大足−自貢、璧山−合江、宣漢−巫溪、忠県−豊都の5つの鉱区、合計1.56万平方キロの探査、開発、生産、販売を一体的に推進する。また、PetroChinaが今後重慶において獲得するシェールガス鉱区も共同出資公司の対象とする。

　重慶市は中国石油化工(SINOPEC)とシェールガス開発利用の共同推進で打開を遂げていたが、今回の中央企業との協力はそれに次ぐ措置になる。各出資サイドが有する資源、資金、技術及びマネジメントの優位を結集し、相互補完、ウィン・ウィンと共同発展を実現することにつながる。さらに、共同出資公司は重慶市のシェールガスの探査開発、総合利用、装備製造の3大基地と全国シェールガス開発利用実証区の建設を支えることになる。

　（新華網 12月3日）