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【石炭】

琿春−マハリノ鉄道が中露貿易輸送の大動脈に (15/01/20)
2015/1/25
中国【石炭】

 2014年12月末時点で琿春−マハリノ鉄道の貿易貨物は合計60.8万トン、琿春鉄道通商口の出入国者数は延べ2,346人になった。琿春−マハリノ鉄道が吉林省の対露輸送の大動脈になっていることを示している。

 
 琿春−マハリノ鉄道は琿春からロシアのマハリノ駅まで全長26.7キロ、マハリノ駅で露朝極東鉄道に連絡している。吉林省唯一の対露輸送鉄道ルートである。琿春市政府は500万元投じて、鉄道通商口の総合検査施設を改修し、通関検査効率を高めた。また、ロシア側の列車の入境時間が変動するため、予約通関サービスを開始し、随時・全天候型バリアフリー通関を実現している。

 琿春−マハリノ鉄道の貨物輸送はこれまで一方通行であったが、今は双方向の輸送になり、輸送貨物もこれまで石炭だけであったのが、鉄鉱粉、ミネラルウォーター、小麦粉等にも広がり、神華集団、中煤集団、大連三峡貿易有限公司、長吉図物流公司、延辺天潤経貿有限公司など多くの企業が琿春−マハリノ鉄道を利用して対露貿易を展開している。

 (中国吉林網 1月20日)