内蒙古炭鉱安全監察局の発表によると、1月の内蒙古自治区の石炭生産量は4,509万トン、前年同月に比べ3,145万トン、41.1％減少した。また、前月の7,096万トンからは2,587万トン、36.5％減少し、単月の生産量は過去5年来の最低水準になった。

　企業類型別の原炭生産量は、国有重点炭鉱は3,984万トン、43.6％減、国有地方炭鉱が112万トン、18％減、郷鎮炭鉱が413万トン、8.6％減。

　経済発展の減速、川下の需要不足に加え石炭産業の全体的な供給過剰傾向のため、石炭価格の低迷が続き、企業がコスト削減と生存を図るためには減産しかない状況にある。

　内蒙古の石炭生産量はここ2年減少が続いており、2012年の10.8億トンから、2013年は6.4％、2014年は11.9％下がった。

　（中国煤炭資源網 2月10日）