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中国
【エネルギー全般・政治経済】

鉄道貨物輸送量が14ヵ月連続で低下 6年来最大の減少幅に (15/03/25)
2015/3/27
中国【エネルギー全般・政治経済】

 中国の鉄道貨物輸送量は2015年早々から大幅下落傾向が続いている。1〜2月の累計輸送量は前年同期比9.1%減少し、貨物回転量は10%下がった。一方、道路貨物輸送量は12.5%増加し、水路貨物輸送量と港湾貨物取扱量は安定的に増加した。

 発展改革委員会の発表した統計によると、2月期及び1〜2月の鉄道貨物輸送量はいずれも前年同期比9.1%減少して、14ヵ月連続の低下になり、減少幅は2009年2月以来最大になった。

 2月期の「李克強指数」と呼ばれる3つの指標、すなわち鉄道貨物輸送量、電力使用量、新規人民元貸付高は全て出揃っている。統計によると、2月の電力使用量は、第一次産業の電力使用量がマイナスになった影響で前年同月比6.3%減になった。1〜2月は前年同期比2.5%増であった。中国の2月の新規人民元貸付高は1.02兆元で、前年同月を3,768億元上回った。

 (中国能源網 3月25日)