「中国パキスタン経済回廊」の重要エネルギー協力事業である100MW大型太陽光発電所がパキスタンで運転を開始した。同事業は中国新疆の特変電工有限公司が建設を請け負った。パンジャビ州に1日50万kWhのクリーン電力を供給して、同地区の電力不足を緩和することが可能になる。

　パンジャビ州は現在建設中の「中国パキスタン経済回廊」に位置し、パキスタンの中でも人口が集中し経済が比較的発達しているが、電力の深刻な不足が地域の経済と社会の発展を制約している。

　「シルクロード経済ベルト」戦略の追い風を受けて、特変電工は2014年初めに同地では初になる大型太陽光発電所のEPC契約を受注して25年間の運営権を得た。そして、わずか10ヵ月余りでパキスタン最大規模の太陽光発電所を完成させた。

　（新疆新聞網 4月7日）