4月18日、中国民生投資株式公司（中民投）の寧夏塩池国家新エネルギー総合実証区が着工された。同事業は敷地面積約6万ムー、総投資額約150億元に上る。太陽光発電事業規模は2,000MWに上り、単一太陽光発電所として世界最大になる。
　
　中民投は全国工商聯が音頭を取り、著名民営企業59社が共同で設立した大型投資公司である。2014年5月に上海に登記され、資本金は500億元になる。

　寧夏は2012年に初の国家級新エネルギー総合実証区に指定された。2014年8月、中民投は寧夏自治区政府と戦略協力協定を締結し、同年12月、寧夏同心県で200MWの太陽光発電事業に着工している。

　中民投寧夏塩池国家新エネルギー総合実証基地は、風力・太陽光・蓄エネルギーハイブリッド再生可能エネルギー発電システム、現代的グリーン牧畜養殖実証基地、現代的グリーン牧草栽培実証基地や世界最大の太陽光発電観光基地等の事業も建設する。さらに、中民投は寧夏自治区政府と共同で産業発展基金を開設し、新農村の建設にも参画して、現地の貧困層の増収を図る。

　（中国新聞網 4月20日）