国家発展改革委員会は《2015年循環経済推進計画》を通達し、主要食糧生産区でバイオマスコージェネレーションを推進することを打ち出した。

　同計画は、資源の効率的な循環利用を中核に据え、循環型産業体系の構築、地域及び社会レベルにおける循環経済の発展推進、重点分野における循環経済発展水準の向上、循環経済理念の伝播、グリーン生活方式の推進などを打ち出し、政策及び制度の制定を強化して、公開・公平・公正な政策環境と市場環境を創出するとしている。

　同計画によると、《バイオマスエネルギー熱供給の発展促進に関する指導意見》を制定して、ブリケット燃料、成形設備、バイオマスボイラー、事業建設やボイラー排出等の標準を速やかに制定することになる。また、バイオブリケット燃料ボイラーによる熱供給事業を実施し、北京・天津・河北・山東地区、長江デルタ地区及び珠江デルタ地区に120件の先進的大型バイオマスボイラー熱供給事業を建設して、石炭焚ボイラーからの転換を進める。主要食糧生産地区ではバイオマスコージェネレーション等を整然と推進し、2015年末にはコージェネレーション設備容量を100万kW以上とする。

　（新華網 4月20日）