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中国
【エネルギー全般・政治経済】

中国とカザフスタンが原子力発電などクリーン・エネルギー協力を強化 (15/05/15)
2015/5/19
中国【エネルギー全般・政治経済】

 習近平主席のカザフスタン訪問から1週間後、中国広核集団を筆頭に上海電気、東方電気、金風科技、英利集団など中国企業団がカザフスタンで原子力発電、風力発電、ソーラー等のプロモーションを行った。「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の風に乗って、カザフスタンとの協力が拡大している。

 中広核集団の張善明総経理によると、中広核が主導した今回のクリーン・エネルギー・プロモーション活動は両国の企業間の協力の橋渡しを行い、クリーン・エネルギー分野の協力を深め、もって中国とカザフスタンの友好と「シルクロード経済ベルト」建設に貢献するものである。

 カザフスタンのウラン生産量は世界一であり、一方、中広核は中国最大の原子力発電事業者であり、世界最大の原子力発電設備メーカーである。

2014年12月、中国カザフスタン両国首相の立会いの下に、中広核とカザフスタン原子力公社は原子力分野の互恵的協力協定に調印し、カザフスタンに合弁企業を設けて核燃料モジュールを生産する計画を進めることになった。この事業は中国とカザフスタンのエネルギー協力において象徴的な事業になる。

 エネルギー協力は中カ二国間協力の重要分野であり、長期にわたる協力で基盤が固められている。カザフスタンの資源面の優位と中国側の技術と設備面の優位の相互補完が形成されている。

 カザフスタンはウラン鉱、風力、太陽エネルギー、水力発電等の分野で豊かな資源を有しており、2030年までに「グリーン経済」への転換を実現する構想を打ち出している。

 5月14日に開かれた「カザフスタン−中国クリーン・エネルギー発展共同シンポジウム」において、中広核は中国が独自知財権を備える第三世代原子力発電技術「華龍一号」のプロモーションを重点的に行い、東方電気と上海電気は電力設備製造や技術サービス能力、金風科技と英利集団はそれぞれ風力発電と太陽光発電分野の製造・サービスの優位に重点を置いてプロモーションを行った。

 今回の活動において、中広核とカザフスタン原子力公社は《クリーン・エネルギー開発協力了解覚書》に調印し、中カ両国のクリーン・エネルギー協力をさらに前進させた。

 (中新網 5月15日)