「一帯一路」（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）戦略を背景に、中国企業が海外市場への参入を加速させている。

　6月16日にドバイで開かれた「SINOPEC」潤滑油UAEプロモーション会において、中国石化（SINOPEC）潤滑油有限公司国際部の孫海成部長は、同社が現地の市場の特徴に合わせて、「SINOPEC」ブランドの潤滑油の生産、供給、サービスの面で応分の調整を行ない、海外の中国企業と国際協力パートナーに質の高い製品とサービスを提供して、ウィン・ウィンを実現すると表明した。

　孫海成部長によると、中国企業の海外投資や設備の輸出が増える中、SINOPECはドバイの地域的優勢を生かして、潤滑油事業の国際化を促進する意向である。

　「SINOPEC」ブランドの潤滑油は今やアジア最大の潤滑油ブランドに成長しており、世界50ヵ国余りに販売されている。

　（新華網 6月17日）