中国広核集団（中広核）は6月23日、ベルギーSARENS社と戦略協力協定に調印したと発表した。両社は原子力、再生可能エネルギー及び原子力発電所の解体等をめぐって協力を展開する。

　協定によると、中広核とSARENS社は原子力発電所の設計、建造技術の研究開発や大型設備、ツールの研究開発をめぐって協力を進めるとともに、洋上風力発電、ソーラー発電、水力発電等のクリーン・エネルギーの共同開発や原子力発電所の解体技術についても協力を展開する。

　SARENS社は米国の2ヵ所の原子力発電所の解体を終了し、現在ドイツの2ヵ所の原子力発電所の解体を進めている。

　中広核は、SARENS社との提携は両社のグローバル市場、特に「一帯一路」沿線諸国の市場開拓にとって有益であるとしている。

　（中国新聞網 6月24日）