7月11日、中国石炭液化産業促進会が北京に設立された。

　中国石炭液化産業促進会は中国の石炭液化実証企業及び関係企業、石炭液化産業の発展促進を志す科学者、実業家、産業管理の専門家やエコノミストの共同発起により設けられた。中国の石炭液化産業のために重要技術の研究や市場調査を展開し、関連情報の即時伝達と共有を進める。また、政府の政策決定や企業経営のためにコンサルティングサービスを提供し、産業の自律性の強化や産業発展の促進等を図る。

　中国の石炭液化産業はすでに段階的な成果を上げているが、2014年以降、国際原油価格に雪崩のような下落が生じ、1年間で1バレル110ドルから最低45ドルにまで下がった。最近は反発しているものの依然低迷しており、石炭液化産業に極めて大きな衝撃を与えている。石炭液化産業の退行要因は促進要因よりも大きいものがある。

　（中国能源網 7月14日）