中国神華集団の発表によると、6月の石炭販売量は3.72億トンで、前年同月比22.2％減少した。商品炭生産量は2.29億トン、同10.9％減になった。

　今年上半期の中国神華の石炭販売量は17.78億トン、前年同期比24.2％の減少になった。商品炭生産量は13.94億トン、前年同月比10.1％減。

　中国神華によると、上半期は川下の産業需要、天候、環境保護圧力等の影響を受けて、国内の石炭消費量が前年同期に比べて低下し、そのため同社は市況に応じて石炭取引量を適度に減らした。

　また、水力発電など非化石エネルギーが大きく増えて、石炭火力発電市場を奪うことになった。中国神華の上半期の売電量は合計936.2億kWh、前年同期比5.8％減になり、総発電量は1,004.2億kWh、5.7％減になった。

　（中国能源網 7月21日）