ロイター7月28日モスクワ電によると、ロシア経済省は7月28日、需要の低迷と上流投資の減少のため、Gazpromの今年の天然ガス生産量は過去最低の4,140億m3になるとの予想を示した。

　Gazpromは今年5月の最新予測において、昨年4,440億m3に低下した天然ガス生産量が今年は4,500億m3に回復するとの予測を示していた。

　また、ロシア経済省はロシアの6月のGDPが前年同月比4.2％のマイナスになったと発表した。西側諸国からの経済制裁と油価の暴落のため、ロシア経済の成長見通しは急激に悪化している。

　ロシアのGDPの8％を占めるGazpromは今年初めから毎月の天然ガス生産量の発表を停止している。

（中国石化新聞網 7月29日）