国家能源局は7月28日、今年上半期の太陽光発電建設状況を発表した。統計によると1〜6月の全国の新規太陽光発電設備容量は773万kW、うち太陽光発電所の設備容量が669万kW、分散型太陽光発電の設備容量が104万kWであった。

　2015年6月時点で全国太陽光発電設備容量は,3578万kWに達し、うち太陽光発電所が3,007万kW、分散型太陽光発電が571万kWである。1〜6月の全国太陽光発電発電量は190億kWh、太陽光発電の電力機会損失量は約18億kWhに上る。電力機会損失は主に甘粛省と新疆地区で発生した。うち甘粛省の太陽光発電電力機会損失量は11.4億kWh、損失率は28％、新疆（建設兵団を含む）の電力機会損失量は5.41億kWh、損失率は19％。

　全国の各省・自治区・直轄市の中で太陽光発電設備容量100万kW超の省・自治区は8ヵ所であり、甘粛578万kW、新疆（建設兵団を含む）570万kW、青海470万kW、内蒙古403万kW、江蘇302万kW、寧夏239万kW、河北160万kW、浙江143万kW。上半期の新規太陽光発電設備容量が大きかった地区は、新疆（建設兵団を含む）214万kW、内蒙古101万kW、浙江70万kW、甘粛61万kW、青海58万kW及び江蘇45万kW。

　（人民網 7月30日）