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国家能源局が中央発電企業8社の石炭火力発電設備改修目標を通達 (15/07/31)
2015/8/10
中国【電力】

 国家能源局は《2015年中央発電企業石炭火力発電省エネ・排出削減・高度化改修目標任務》を通達し、中央発電企業(国務院所轄の国有発電企業)8社に対し、2015年中に石炭火力発電設備合計8,974万kWについて省エネに向けた改修を完了し、また、4,093万kWの設備について環境保護に向けた改修を完了するよう求めた。

 通達によると、中央発電企業8社のそれぞれの省エネ向け設備改修任務は、華能1,830万kW、大唐1,121万kW、華電1,390万kW、国電1,500万kW、旧中電投1,560万kW、神華170万kW、華潤796万kW、国投608万kWになり、環境保護向け改修任務は、華能539万kW、大唐184万kW、華電647万kW0、国電528万kW、旧中電投616万kW、神華900万kW、華潤579万kW、国投100万kWになる。

 各中央発電企業は具体的な実施計画案を詳細に策定し、直ちに2015年の目標任務を各発電所に分担させることになる。設備改修後のエネルギー効率は同種設備の先進水準に徐々に達するようにし、各種大気汚染物排出指標が関係規定に適合するよう確保する。国家能源局は関係政府部門とともに、各中央発電企業の石炭火力発電設備改修作業状況に対して適時監督を行ない、目標任務が予定通り完了するよう確保する。

 (中国能源網 7月31日)