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中国
【石炭】

同煤集団が石炭・電力・石炭化学工業の融合を推進 (15/08/14)
2015/8/20
中国【石炭】

 8月4日、山西大同煤鉱集団(同煤集団)の「央企入晋(山西省への中央企業誘致)」代表団がグループに分かれて、大唐集団、国電集団など5大電力集団や中国海洋石油(CNOOC)、中国石油化工(SINOPEC)、中電投など大手中央企業及び重点国有企業を訪問し、石炭と電力の一体化や石炭化学事業をめぐる高度の協力について交流を進めた。

 近年、同煤集団は大唐集団や国電集団などの電力企業とウィン・ウィンの協力を進め、特に生産性と効率の高い1,000万トン級の坑井の建設や大容量・高パラメータ・低排出の山元発電所の共同建設を進めて、企業として中核競争力を高めている。

 さらに、同煤集団は電力企業や地方の大手企業と協力して、長期安定的な石炭売買関係を確立するとともに、セメントや建材など、石炭の新しい販路を開拓している。

 同煤集団は今回の交流において、従来の協力事業を強化するとともに、2×66万kWの塔山発電所第2期、年産40億m3のSNG(代替天然ガス)事業、年産1,200万トンの潘家窯炭鉱、年産500万トンの劉家窯大西荘炭鉱等の事業建設の推進、塔山発電所第3期、コージェネレーション第3期、年産500万トンの北辛窯炭鉱と付属の2×100万kW炭鉱ガス発電所など石炭・電力一体化事業の建設を検討することになり、協力協定やLOIの速やかな調印を目指している。

 (中国科技網 8月14日)