8月12日に国家統計局が発表した7月期の主要工業生産統計によると、7月期の全国原炭生産量は3億666万トン、前年同月比3.1％減、前月比では2,006万トン、6.14％の減少になった。1〜7月の原炭生産量は21億12万トン、前年同期比5.3％減。7月期及び1〜7月の原炭生産量の対前年同期比減少幅は前月に比べると縮小した。

　主な上場石炭企業の中で増益を実現したのは永泰能源、露天煤業、蘭花科創の3社だけであり、残りの18社のうち8社は減益になり、10社は大幅な赤字になった。中でも開ラン、中煤能源、陝西煤業は、上半期は黒字であったのが赤字に転じた。

　中国煤炭資源網の統計によると、7月期の全国の一般炭及び原料炭の主要鉱区は赤字率が8割前後に上り、特に一般炭鉱区の赤字率が高くなった。

　（中国煤炭資源網 8月13日）