米国ファー・イースト・エナジーCEOのMichael R. McElwrathは、コノコフィリップス(Conoco Phillips)並びに中聯煤層気公司との協議に基づき、中国企業と合弁で中国最大の炭層ガス地区の資源を開発すると表明した。

　ファー・イースト・エナジーが山西省と雲南省に30年間の採掘権を有する鉱区は5,250 km2超。鉱区の炭層ガス探鉱にはすでに3,500万ドルを投資し、今後2年間で投資を倍増することになる。

　炭層ガス開発企業には付加価値税の還付、所得税の免除、設備輸入税の免除など優遇政策が適用され、1m3あたり0.2元の補助金が交付される。「運輸コスト、費用の課金、課税を除いた潜在利潤は相当なものになる」とMcElwrathは述べる。

　今年5月の第2回米中戦略経済対話に基づき、米中間で15件の大型炭層ガス共同開発事業が展開されるが、その中の3件にファー・イースト・エナジーが参入し、シェブロンは4件、Greka Energyは5件の事業に参加する。

(中国煤炭資源網 7月31日)