国家エネルギー指導小組弁公室エネルギー法起草専門家チームの副リーダーである葉栄●は24日、順調に行けば、エネルギー法案は2008年に全人代で審議されると述べた。

　葉栄●によると、2月1日にエネルギー法に対する意見募集を終える。その後、専門家チームが修正作業を行った上で、さらに国家発展改革委員会と合同で修正作業を行ってから、国務院の審査と修正に付す。そして、エネルギー法案は国務院の審査にパスしてから、全人代の審議にかけられることになる。

　中国ではこれまで電力法、省エネルギー法、再生可能エネルギー法等の単独法規が施行されていたが、エネルギーの開発、利用、管理を規範化した系統的、総合的な法律を欠いていた。現在立法作業の進んでいるエネルギー法は、従来のエネルギー法体系において欠如していたエネルギー分野の基本法となり、これによりエネルギー戦略とエネルギーセキュリティは国家の強制力を基盤として保障を得ることになる。

　エネルギー法の起草は2006年初めにスタートし、2007年3月には第1稿が完成、その後、修正と論証を重ねて第2稿、第3稿、第4稿、討論稿をまとめ、2007年12月初めに意見募集版が完成して、メディアやインターネットを通じ広く意見を募集することになった。意見募集は2008年2月1日まで続けられる。

　（新華網 1月25日）

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