中石化煉化工程が発表した2015年6月30日までの中間業績報告によると、同公司の上半期の新型石炭化学部門の収入は84億9,300万元、前年同期比74.2％増になった。

　同期の同公司の収入は209億500万元、前年同期比7.7％の減収になった。純益は17億1,100万元で8.9％の減益になった。

　一方、製油部門の収入は24億2,200万元で、前年同期比51.2％の減収になり、石油化学部門の収入は60億元、33.9％の減収になった。これは製油や石油化学事業の大型請負事業がいずれも前期段階にあるかもしくは終盤に入っているためである。LNGターミナルなどその他の部門の収入は39億9,100万元、前年同期比6.5％増になった。

　中石化煉化工程は下半期において、製油及び石油化学の伝統的優越業務を強化するとともに、引き続き新型石炭化学工業、新エネルギー、環境保護や省エネなどの分野で、総合ソリューションを打ち出し、技術革新を主とするイノベーション体系を構築し、専業化に向けた再編をさらに進めて、資源の最適配置を実現する。また、体制と仕組みの改革も引き続き深めていき、長期発展に適合する有効な新しい体制と仕組みや集団化管理制御システムの確立を目指す。

（国際煤炭網 9月6日）