スーダン石油省は9月8日、スーダン国内の東部紅海や西部石油・天然ガスベルト等のエリアにおいて中国と協力して石油・天然ガスの探査と開発を進め、中国との石油・天然ガス協力を全面的に高めて、互恵的な石油・天然ガス需給の新型パートナーシップを確立すると声明を発表した。

　スーダンのMohammed Zayed Awad石油相は声明において、スーダンは中国との石油・天然ガスの探査開発で協力を強化するとともに、中国から天然ガス加工技術を導入して天然ガス生産量を高め、スーダンの国内需要を賄うと述べた。

　Awad石油相は「中国側がスーダンの現代的石油工業体系の確立のために行なった重要な貢献を評価している。スーダンは中国を重要な協力パートナーと考えており、両国の石油協力を絶えず深めて、両国の人民に福利をもたらすことを希望している」と述べた。

　今年は中国とスーダンの石油協力20周年に当たる。両国の石油協力は、探査開発、パイプライン、製油化学から石油製品販売等に及んでいる。9月初め、スーダンのバシル大統領は北京訪問中に中国石油天然ガス集団(CNPC)の幹部と重要会議を開き、スーダンの石油増産でコンセンサスに達していた。

　（新華網 9月9日）