中国石油工程建設公司とモザンビーク国営石油公社は10月22日、マプトにおいて契約に調印し、合弁で中莫石油工程公司を設けた。中国とモザンビークが国有企業間の合弁会社を設けるのは初めてになる。

　中国石油工程建設公司の侯浩傑総経理（社長）は、中国の先進的な人材、技術及びマネジメントのノウハウをモザンビークに導入して、モザンビークの石油・天然ガス産業体系の確立を助け、合弁会社をモザンビークの代表的な国際石油・天然ガスエンジニアリング会社に発展させるよう努めると述べた。

　中莫石油工程公司は油ガス田の地上施工、長距離パイプラインと貯蔵、石油化学などエンジニアリングサービスや探査、設計、調達、施工、試運転や保守等を手がける。

　中莫石油工程公司はモザンビーク北部のRovuma盆地など複数の地区で石油・天然ガス事業の建設に参加する。Rovuma盆地の天然ガス埋蔵量は4兆m3超に上る。

　（新華網 10月23日）