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ベトナム国営石炭グループVinacominは将来石炭輸入量を徐々に増やし、2020年には1,800〜2,000万トンにすると表明した。一方、2020年には同社の国内石炭生産量は4,200万トンになる。
ベトナム工業貿易省が最近発表したレポートによると、Vinacominの石炭の生産と販売は多重の困難に直面している。2011〜2015年にベトナムは金融危機に直面し、同社の石炭輸出価格は大幅に下落し、輸出量も大幅に下がった。
2011年のVinacominの石炭販売輸出総量は4,471万トン、うち輸出は1,690万トンで、輸出額は8.6兆ドンであった。2012年の同社の国内石炭販売量は2,480万トンであり、輸出量は1,440万トンに下がった。2013〜2015年は、課税額の増加や生産コストの上昇で、Vinacominの石炭販売量と輸出量の低下が続いた。
「Vinacominは投資資金が不足しているため、石炭、特に一般炭の増産が極めて難しい」と同社は表明している。また、今年7〜8月の洪水によってVinacominに1.2兆ドンの損失がもたらされた。輸出の低下と在庫の高止まりでVinacominの石炭生産が壁に突き当たっている。2011〜2015年の同社の石炭生産量は目標の60%しか達成していない。
なお、Vinacominは日本の丸紅商事と電力及び石炭輸入をめぐって協力を進めている。丸紅はNaDuong2号発電所と石炭輸入の面でVinacominと協力を急ぐよう希望している。両社はすでに合意しており、石炭輸入が今後の協力事業になる公算である。
(国際煤炭網 10月27日)