中国海洋石油有限公司(CNOOC Ltd.)の昨日の発表によると、同社の2007年の石油・天然ガス純生産量は1.69〜1.71億toe（石油換算トン）に達したと見込まれる。また、2008年の石油・天然ガス純生産量は1.95〜1.99億toeになる見通しである。

　2008年には10件の新規プロジェクトが操業を開始する。中国近海では、蓬莱19-3油田第2期のB/D/Eプラットホーム、文昌油田群、西江23-1等が次々と生産に入る。

　また、2008年には探査を一層強化する。通年の探査投資は前年比51.9％増の10.4億ドルに達し、開発投資は41.5億ドルに達する見込み。探査の重点対象は依然中国海域であるが、パートナーと提携して深海鉱区で新たな探査攻勢をしかけることになる。これら大規模な投資によって2008年及びそれ以降の生産量と確認埋蔵量の伸びが強力に支えられるだろう。

　（中国石化新聞網 1月30日）