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環境保護部によると、第12次5ヵ年規画期に中国の主要汚染物質4種、すなわち化学的酸素要求量(COD)、アンモニア態窒素、二酸化硫黄、窒素酸化物の排出量が大幅に低減し、第12次5ヵ年規画期の排出削減目標を半年前倒しで達成した。
統計によると、第12次5ヵ年規画期以降の4年間で中国のCODの排出量は10.1%下がり、アンモニア態窒素は9.8%、二酸化硫黄は12.9%、窒素酸化物は8.6%下がった。今年上半期も4種類の汚染物質の排出量は引き続き大幅な低下を実現した。
中でも二酸化硫黄と窒素酸化物の減少による環境効果が最も顕著である。中国の酸性雨の面積は1990年代の水準に戻った。COD排出量の低下により、主要河川の環境は徐々に好転している。特に「劣5」基準の河川エリアの占める比率が大幅に減少し、2001年の44%から2014年には9.0%に下がった。
中国共産党中央委員会の第13次5ヵ年規画建議は第13次5ヵ年規画期における中国のグリーン開発のアウトラインを示し、環境の質的向上を中核に、最も厳正な環境保護制度を実施して、2020年には生態環境の全体的な改善を実現するとしている。
環境保護部環境経済政策研究センターの夏光主任は「このことは中国の生態環境を転換する大きな流れになり、歴史的にも重要なターニング・ポイントになる。同時に第13次5ヵ年規画において、一連の重大な環境保護行動が実施されることを意味している」と述べた。
陳吉寧環境保護部長によると、中国は第13次5ヵ年規画期に超低排出に向けた石炭火力発電所の改修、大気汚染伝染ルートのガス化、石油化学並びに化学工業の揮発性有機物に対する管理など一連の環境保護管理重点プロジェクトを推進することになり、こうしたビッグプロジェクトをよって環境対策が促進される。
(捜狐新聞 12月1日)