12月11日、ロシア衛星ニュースの報道によると、ロシアエネルギー相手ノヴァクは、西線パイプラインの対中天然ガス供給をめぐるガスプロムと中国石油天然ガス集団(CNPC)の交渉は未だ完了していないと述べた。 ノヴァクエネルギー相は、メドベージェフ首相の来週の訪中に際してこの契約が調印されるかどうかとの記者の質問に対し、「それは関連文書がどれだけ準備が出来ているかによって左右される。もしガスプロムとCNPCが最終的に商議決定していれば、契約調印もあり得る。これらの文書がその時までに準備できるかどうかは、今のところ正確に回答することは出来ない。協議のプロセスを確定することも必要であり、その作業は未だ完了していないと聞いている」と答えた。 西線パイプラインとは「シベリアの力2」パイプラインを指し、西シベリアから中国へ天然ガスを供給する事業である。第1段階は年間供給量300億m3になる。2015年5月、ガスプロムとCNPCは西線からの天然ガス供給に関する主要条項をめぐって合意文書に調印していた。 現在ガスプロムは中国向けの「シベリアの力」パイプライン、すなわち東線の建設を進めている。このパイプラインの年間輸送能力は380億m3に上る。 (中国能源網 12月11日)
12月11日、ロシア衛星ニュースの報道によると、ロシアエネルギー相手ノヴァクは、西線パイプラインの対中天然ガス供給をめぐるガスプロムと中国石油天然ガス集団(CNPC)の交渉は未だ完了していないと述べた。
ノヴァクエネルギー相は、メドベージェフ首相の来週の訪中に際してこの契約が調印されるかどうかとの記者の質問に対し、「それは関連文書がどれだけ準備が出来ているかによって左右される。もしガスプロムとCNPCが最終的に商議決定していれば、契約調印もあり得る。これらの文書がその時までに準備できるかどうかは、今のところ正確に回答することは出来ない。協議のプロセスを確定することも必要であり、その作業は未だ完了していないと聞いている」と答えた。
西線パイプラインとは「シベリアの力2」パイプラインを指し、西シベリアから中国へ天然ガスを供給する事業である。第1段階は年間供給量300億m3になる。2015年5月、ガスプロムとCNPCは西線からの天然ガス供給に関する主要条項をめぐって合意文書に調印していた。
現在ガスプロムは中国向けの「シベリアの力」パイプライン、すなわち東線の建設を進めている。このパイプラインの年間輸送能力は380億m3に上る。
(中国能源網 12月11日)