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中国
【原子力】

中国とカザフスタンがウラン鉱開発で提携 (15/12/16)
2015/12/16
中国【原子力】

 12月14日、中国の李克強首相とカザフスタンのマシモフ首相の立会の下、中広核の張善明総経理(社長)とカザフスタン国営原子力公社KazatompromのAskar Zhumagaliyev CEOが《カザフスタンにおける燃料集合体製造工場の建設とウラン鉱共同開発に関する商業協議》に調印した。原子力分野をめぐる中国とカザフスタンの象徴的な共同プロジェクトになる。

 昨年末、中広核とKazatompromは《原子力分野の互恵的協力の拡大と深化に関する協議》に調印し、カザフスタンにおける合弁燃料集合体工場など一連の協力事業を始動させていた。中広核によると、今回、核燃料集合体とウラン鉱事業の時期、主要商業契約条項等について詳細に取り決め、2軒の事業の実施を統一的に指導することになった。

 原子力発電の発展の見通しが徐々に明朗になり、ウラン価格が低い水準に止まっている中、中国はウラン戦略備蓄を日程に上げている。

 (毎日経済新聞 12月16日)